一括借上げ サブリースを利用する土地活用

土地活用を考える場合、活用方法によってどんなリスクが伴うかを考えなくてはいけません。このリスクを把握しているのといないのとでは大違いです。リスクをふまえた上で有効活用を行うと土地活用成功への道が見えてきます。

リスクを最小限に抑える土地活用<一括借上げ サブリースを利用する編>

土地活用には様々なリスクが伴います。
・アパート、マンションの賃貸経営では空室や家賃滞納、建物管理の煩雑、面倒さ等。
・コインパーキング事業では駐車台数の回転率の悪さ。

土地活用は活用方法により、費用が万単位のものから億単位のものまであります。
多額の費用をかけ、融資をして建物を建てたのに返済計画が狂ったり、手持ち資金が減るようでは台無しです。
これらの悩みを軽減するのが、一借上げやサブリースです。
最近は、土地活用として建てたアパートやマンションはサブリースを利用するケースが多く見られます。
オーナーに入ってくる賃料は周辺相場よりも低くなりますが、空室や家賃滞納のリスクを回避する事が可能で、建物管理も合わせて依頼することもできます。
しかしサブリースも万能ではありません。
5年~10年の間の賃料見直しや借主退居の際のリフォーム費用をオーナーが負担となる場合があります。またサブリース会社が倒産する可能性もゼロではありません。
サブリースを検討する場合は、各社条件が違いますので複数会社から提案書を依頼し、内容を精査することが大事です。そして倒産リスクを考えるのであれば、やはり大手会社となるでしょう。

サブリースと一括借上げの違いは、
・サブリース → 不動産会社が転貸する
・一括借上げ → 運営会社が自社仕様の建物として長期で賃借し賃料を保障。
  例)コンビニエンスストアーや家電量販店がこれに該当します。
しかしいくら長期で契約していても運営会社の撤退リスクがありますので、賃貸借契約書に中途解約の条文を入れるなど内容の精査は必須事項です。なぜなら、運営会社の仕様で建物を建設してしまうと、撤退した後に他の用途に転用することが難しくなるからです。

>>サブリースのしくみ

まとめ

どんな土地活用でもリスクは考えられます。まずはそのリスクがどんなものか、どうすれば軽減できるのかを把握しましょう。賃貸経営の場合、提案書や契約書の内容をしっかりと精査し対処していきましょう。

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