土地活用の相談⑥ まとめ

土地活用の相談について、ここまで連続で掲載しましたがとりあえず相談シリーズは今回が最終とします。ついては、土地活用の相談の最終回は「心構え」をお話ししましょう。

1.目的意識、時期を決める

弊社では様々なユーザー様との対面営業を心がけています。他社でもそうだと思います。 ユーザー様と面談となった時、既に他社から「提案」を受けているケースもあります。
こういった場合でも、別の提案や他社との比較をすることは可能ですが、大半はその後、連絡がありません。これらのお客様の中には「提案を受けることで満足」になってしまう方がいます。
月日は流れ、いざ何とかしなければという時、その企画提案書は使い物になりません。
なぜなら、銀行金利や税制や建築費などは時代と共に変化するからです。
相談をする時には、「いつまでに」「何をどうしたいのか」という目的意識、期間をしっかりと決めて取組むことをおすすめします。

2.現実を知る

土地のポテンシャルを自己評価し、過大な思い込みをもったお客様もいます。
「○○の土地には○○が建っている。非常に繁盛しているようだ。私の土地は○○より駅近だから○○の企画が出来るはずだ」という先入観です。
土地のポテンシャルやマーケティングリサーチなどは客観性が無ければ意味がありません。
効率の良い、また安定した収益を得るためには、まずは現実を受け入れることから始めましょう。

3.収入と支出のバランス

土地活用の話がだんだん進むと、借入額や家賃収入といった事業収支の内容を精査し始めます。事業資金は自己資金を充当するのか、全額借入なのか、事業総額に無理はないのか、建築費等は通常の工事費から逸脱していないか、収入の見透視に間違いはないか、ランニングコストにブレはないか等々、考えればきりがありませんが一つ一つ納得がいくまで相談する大事な内容です。しっかりと確認してみましょう。

4.売却の可能性

土地活用の相談で、最終的に売却となるケースも少なからずあります。様々な条件下で売却の決断となりますが、リスクヘッジを最優先に考える場合は、売却という選択肢も有りです。

まとめ

土地活用の相談について様々なケースをご紹介しました。土地活用は、税金、建築、事業収支、地域のマーケティング等と専門知識が必要です。そのためにまずは専門家に相談することがスタートです。成功する土地活用を行うためにはいろいろな知識を学ぶ(話を聞くだけでもいいです)ことが重要です。必ず数社比較して納得のいく、信頼をおける会社をみつけて土地活用をスタートしましょう。

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