既存建物を再利用した土地活用(1)

所有の建物が十分使用できる場合、どんな土地活用をすればいいでしょうか。
今回は既存の建物を改修して土地活用を考えます。

【木造住宅2階建て、3LDK~4LDK】
都心部の企業や大学に通勤可能な地域であればシェアハウスも有効です。
リノベーションが必要となりますが新築よりは初期投資は抑えられます。
<デメリット 借上げ期間がおおよそ10年未満と短く、借上げ賃料が安い>
同様な建物規模であれば障害者グループホームへの転用が可能です。実際うたい文句に上げている運営会社もあります。

【首都圏にある事務所ビル】
民泊(旅館業法の許可を取得します)に転用できます。観光地へのアクセスが重要となりピンポイントの立地となります。
<デメリット 観光産業の見透視が読めない事やバックパッカー向けの宿泊所のため運営会社からの賃料が安い>
他階の利用者とのトラブルを避ける為、できれば1棟の空きビルが好ましいです。

【賃貸マンション】
初期投資が比較的安く民泊として貸し出す運営会社もあります。
<デメリット 近隣住民とのトラブルや騒音、ゴミ出しなどの問題を抱えるケースがあり(※運営会社が対応)>

【単身者向けの独身寮】
初期投資が比較的安いシェアハウスへの転用が多く見られます。
<デメリット 借上げ賃料が安い 借上げ期間が短い 海外留学生をターゲットとした場合、近隣住民とのトラブルなどが問題点>
シェアハウスの他、有料老人ホームやサービス付高齢者向け住宅などの介護施設に転用可能な場合が有ります。

まとめ

シェアハウス、民泊は初期投資が少なく始めやすい反面、賃貸期間が短い、賃料が安いことなどがデメリットです。初期の投資額が少ないことは土地活用を始めやすく、リスクが少ないため魅力的な土地活用と言えます。土地活用には多かれ少なかれリスクは存在します。その中で土地活用を行う場合は、どんなリスクがあるのかをしっかり把握し、そのリスクに対しての軽減方法を取り入れていくことが重要となります。

>>無料相談実施中 ご相談はこちらから